毎日のPC作業に欠かせないノートパソコンスタンド。
ぼくは「ONED Majextand」を購入してみました。本記事では,ノートパソコンスタンドの効果とMajextandの使い方,使用した感想を紹介します。
ノートパソコンスタンド選びに迷っている方は必見です。
ノートパソコンスタンドの効果
ノートパソコンスタンドを使うことによる効果は以下の2点です。
- 通気性を高くして発熱を抑える
- 画面が高くして猫背を改善する
効果①通気性を高くして発熱を抑える
スタンドを利用することで底面の上の方が浮いて,空気が当たりやすくなります。
そのため,パソコンに熱がこもりにくくなり,パフォーマンスが向上します。
効果②画面が高くして猫背を改善する

ノートパソコンスタンドを使用することで画面の位置が高くなるため,PC作業時の目線が高くなり,背中が伸びます。
そのため身体への負担が減り,正しい姿勢を維持できるようになります。
Majextandの概要

Majextandは,厚さわずか1.7mmのノートパソコンスタンドで,6段階の高さ調節ができます。
キーボードが斜めになるので文字が打ちにくいと思うかもしれませんが,慣れてしまえば支障はありません。ぼくは1日で慣れました。
そして,Majextandは底面が平らな18インチまでのパソコンには使えるので,MacBookだけでなくWindowsにも使用できます。

カラーは左からローズゴールド,ゴールド,ブラック,スペースグレー,シルバーの5色あります。
MacBookとほぼ同じカラーがあるのでよく調和します。
ぼくが持っているMacBook Airの色はスペースグレイなので,同じ色を購入しました。

畳んでいるときでも見える部分はステンレス製でザラザラしており,高級感のあるマットな質感です。
そして,展開したときに見える部分は亜鉛合金でできており,光沢があります。展開部分は普通,構造上壊れやすいのですが,耐久性に強い素材を使っているので安心です。

質量は136gです。MacBook Air M1は1.29kg,MacBook Pro M1は1.40kgなので,Majextandを貼り付けると重さが約10%増加します。MOFT Standは89gなので,Majextandは金属製のため,やや重めです。
確かに,Majextandを装着すると少し重くなった感じがします。

付属品は以下の通りです。
- 本体
- アルコールクリーナー
- ゴム足
- 両面テープ(予備)
- 取扱説明書
Majextandの使い方
スタンドの展開方法
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1奥側に引っ張る

真ん中の穴に指を引っ掛け,「カチッ」と音が鳴るまで奥に引きます。

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2手前に引っ張る

もう1度中央の穴に手を入れ,今度は手前に引きます。
こちらは5段階あるので,自分の好きな高さになるまで引っ張ります。一番低い高さにするときは引かなくて良いです。
この作業は,慣れてくるとパソコンをひっくり返さなくてもできるようになります。
スタンドのたたみ方
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1上側のつまみを押す

上側にある2つのつまみを押しながら,プレートをしまう方向に押します。すると,上側の展開部分が収納されます。
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2下側のつまみを押す

次に,下側にある2つのつまみを押します。こちらはしまう方向にプレートを押さなくても戻る力が働き,たたむことができます。
Majextandの取り付け方
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1アルコールクリーナーで拭く

まずアルコールクリーナーで拭いて汚れをとります。特にMajextandを貼り付ける部分とゴム足を貼る部分は入念に拭きましょう。
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2Majextandを貼り付ける位置を決める

次にMajextandを貼り付ける位置を決めます。MacBookは,底面に書いてある「Designed by Apple in California…」という文字が読める向きにしましょう。間違えやすいので注意してください。MacBook底面の文字がちょうど隠れるくらいの位置がちょうど良いです。
あまりにも下に貼りすぎるとスタンドを使うときに前に倒れてしまうので注意しましょう。
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3Majextandを貼り付ける

Majextand裏面の上下についている2本のテープをはがし,本体に貼り付けます。
軽く貼った程度なら貼り直しできるので,焦らず作業しましょう。

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4ゴム足をつける

最後に,4隅の滑り止めにゴム足をつけます。裏側に張ってある紙を剥がしてから貼りましょう。
上側には円いゴム足を,下側には縦長のゴム足をつけます。
なぜゴム足をつけるのかというと,厚さがスタンドをつけて増えたうえに,底面を斜めにするので,ゴム足が机につかなくなるからです。
スタンドをいつも使うなら,上側につける丸いゴム足を付ける必要はありません。

これにて取り付けは終了です。
Majextandのデメリット
こんなにメリットが多いMajextandにも様々なデメリットがあります。
ぼくが使って感じて感じたデメリットは以下の3つです。
- 画面の最大角度が微妙
- ゴム足が汚れやすい
- 最低角度が大きい
これらを順に解説します。
デメリット①画面の最大角度が微妙
- 高さ0のとき
- 高さ最大のとき
MacBookは最大135度ほど開きます。通常の仕様ではこれで問題ないのですが,Majextandを使うと画面を大きく傾けることになるため,最大まで開いても画面がやっと垂直になるくらいです。
そのためMajextandを展開すると,低いテーブルで作業をするときは画面が見にくいです。
デメリット②ゴム足が汚れやすい・剥がれやすい
MacBookを使い続けていると,ゴム足とMacBookの隙間にホコリや髪の毛などのゴミが入ってきます。しかも,入ってきたゴミは粘着面に付いているため非常に取りにくいです。
また,MacBookをかばんに入れている間にゴム足がずれてしまいます。ゴム足は厚さが約1mmと分厚く,入れる際に引っかかってしまうのだと思います。
ただ,ぼくは貼り付け時に失敗してしまい,貼り直しをしたので,ぼくの貼り付け方が甘かったのかもしれません。
デメリット③最低角度が大きい

Majextandを最も低い段階で使っても画面は約7cm高くなります。これは他のノートパソコンスタンドと比べても高く,低い高さが良い人には向いていません。
ぼくはいつも高さは最大にして使っているので,特に支障は感じません。
まとめ
本記事ではMajextandをレビューしました。
Majextandはわずか1.7mmのノートパソコンスタンドで,6段階の高さ調節ができます。
耐久性が高く他のパソコンに使うこともできるので,パソコンを買い替えたあとでも使えます。
ノートパソコンスタンドの中で最もおすすめできる商品です。